3年ぶり!!!

原宿駅を降り立ったところから、ディズニーのような「ようこそ!」感があふれ、ハッピーオーラが充満。代々木公園が近づくにつれ、見知った顔が次々に手を振って来る。

これは4月22日から24日の東京プライドパレードです。

3年ぶりの開催はコロナ対策を万全に、入場制限をしつつでしたが、まるで同窓会のよう。運営スタッフの大変さを思うと頭が下がりますが、リアル開催はみんなが待ち望んでいたので、最高の盛り上がりです。

出展ブースも多彩になり、当事者団体はいうまでもなく、大学、行政、大使館、企業ブースが増え、LGBTQ+の認知度?が格段にUPしたと実感しました。

今年は3日間。平日にしか参加出来ない人達がこんなにいたのかとビックリもしました。
新緑が美しい代々木公園に、レインボーカラーがあふれ、笑顔もあふれるパレード。

3日目はデモのスタートから生憎の雨。今年はデモが抽選だったこともあり、沿道での参加者がなんと多いことか。「ハッピープライド」の声が飛び交い、ビルの中から、オープンカフェから、バスの中から手を振るひとでいっぱい。

先頭フロートのryuchellさん達も雨の中、テンションあげあげ。ステージでは青山テルマさん、ブルボンヌさん達の華やかなショー。華やかばかりではなく、「LGBTQと法整備」「LGBTQと感染症」といったトークイベントもなかなかの人気でした。

NHKがすぐ隣の代々木公園。今年初めて「レインボーどーも君」が登場。日テレのそらジローの新メンバー「にじも」と一緒に3日間盛り上げていました。

私の活動団体「ハートをつなごう学校」ブースにも沢山の家族、当事者さんが来てくれました。その中で、4歳の子どもを連れた家族がいました。その4歳児が私の耳元で「おちんちんて、いつか枯れるの?」って。また13歳の子どもは「私も生きてていいの?」と…。

どちらの子どもも思わずギュッと抱きしめてしまいました。2つの家族からは、パレードに参加して良かった。抱きしめてくれてありがとう。親以外に抱きしめられたのは初めてで、また会いたいと言っていたとのこと。

ハグしちゃダメ、ハイタッチだめ、大声ダメのダメダメ連発でしたが、どれほどの人たちとハグして、ハイタッチしたことでしょう。考えることも多かったパレードでしたが、まずは素晴らしい3日間でした。

「つながる、見える、変わる」 ハッピープライド!  

※プライドパレードは6月末まで、イベントがあります。

 

※この記事は、学会、フェミニストカウンセラー協会、フェミニストカウンセリング・アドヴォケイタ―協会が持ち回りで投稿しています。