富山で『待っとっちゃ~』

 令和6年元日16:10に発生した「能登半島地震」。震度5強以上を記録したのは石川県、新潟県、富山県、福井県でした。その被災地である富山県で今年『日本フェミニストカウンセリング学会 第22回全国大会』が5月25日・26日に開催されます。県内西部海側は、未だに屋根にブルーシートがかかったままの住宅や、居住を諦めなければならない状況も見受けられます。地震前は『地震が少ない富山』と豪語していたにもかかわらず、今は“しんきろう”のように、この説は幻として消えてしまいました。しかし、そんな中で自然は静かに移り変わり、立山連峰の雪解けが始まり春の訪れを感じます。3,000m級の立山連峰の雪解け水は、最深部1,000mの“天然のいけす”と言われる富山湾につながり、魚種豊富で旨味あふれる魚に恵まれています。日本の渚100選に選ばれた“雨晴海岸”は、海を挟み立山連峰を楽しむことができます。
 ぜひ全国大会に足をお運びいただき、仲間と学び、その後には自然や文化だけでなく、美味しい魚やお酒などを楽しんでいただけたらと思います。それが復興支援につながります。他に富山は売薬さんのお薬でも有名なのはご存じでしょうか。富山駅では、お土産に懐かしい薬や紙ふうせんを買うことができます。ぜひ富山にお越しくださいませ『待っとっちゃ〜(富山弁)』。

※この記事は、学会、フェミニストカウンセラー協会、フェミニストカウンセリング・アドヴォケイタ―協会が持ち回りで投稿しています。